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ご挨拶

当初の心積もりでは、上海に落ち着いたら、また、アホな記事を書いて皆様とのブログ交流を続けさせていただくつもりでした。しかし、現実は思っていたより厳しく、中国からソネブロへのアクセスに大きな問題があり、継続することがとても難しいということがわかりました。この記事を載せるためにも、耐え難きを耐え、持てる限りの忍耐力を総動員して、画面が変わるのをじっと我慢の子で待つという、私のあまり得意でない「待ち」の努力(単に待ってるだけですが、その時間が秒単位ではなく分単位)が必要なのです。ブログにアクセスしたり、1つの画面から他の画面へ移るのに大変時間がかかり、しかも、画面が思ったとおりに表示されず、大変ストレスの大きな作業になっています。ソネブロの仕組みがどうなっているのかわかりませんが、画面を変えるとき見ていると、左下のWaiting for http:...のところにFace BookのURL が出てきているので、それなどが原因なのかなと素人推測をしています。

心気一新、「上海からの...」とタイトルを変え、皆様ともっとアホを言っていたかった(冗談などを言いあって楽しむの意)のですが、私のささやかな望みは叶わないようです。上海に来て1ヶ月半、ちょっとしたネタもあったのに、披露することが出来ず残念です。「消えた財布事件」、「涙の現金生活」、「ASAHIビ-ル牛乳の謎」、「昆明の朝」など、爆笑間違いなしのネタ(本人評)なんですが...

このブログを始めて約5年になります。記事を書いたり、コメントを交換し合ったり、とても楽しい時間でした。こんな私と、お付き合いをいただいたことに、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

どうぞ、お元気で
またいつか、再見

雀翁拝

中国さん、やさしくしてね [本]

引越し業者が、下見にやってきた。どれくらいのものを運ぶかをチェックして見積もりを出すためだ。一部屋一部屋案内して、これは持っていく、これは廃棄するなど説明していく。業者が来る前に一応検討はした。問題になったのは2つのソファ-セットである。1つは、もう20年ほど前に日本で買った日本の団地サイズのソファ-・セット。さすがにこれは、廃棄と言うことで素早く一致を見た。実際あまり使っていない。もう一つは、9年前にタイを出るときに買った白いレザ-のかなり大振りのソファ-。一人掛けのソファ-は今でもとてもすわり心地がよいのだが、3人掛けのソファ-のスプリングがちょっと弱くなっている。これも思い切って廃棄ということになった。引越し業者のおばさんがやってきて、書類を見せるためにそのソファ-に座ったとき、思ったより深く沈みこんで足が浮き上がって、「うわぁ~」と叫んだ。そんなに叫ぶほど傷んでいたのか? 廃棄で正解。

一応のチェックが終わり、いろいろと説明を受けた。TVは中国の電波システムに対応するかどうかわからないので、チェックするとのこと。後ほど、これは中国では映らないと知らされ廃棄が確定する。会社のスタッフがもらってくれるようだ。酒類の持ち込みは可能だが、いろんな問題を引き起こす引き金になるので、引越し業者としてはお勧めできないという「進言」を受けた。「え、お酒が持っていけない? 私のワインコレクション、日本酒ストックがダメ?」、思わず私の目が潤む。実際、2~3本を除けば船賃をかけてもっていくようなものでもないのだからいいのだけれど、精神的に大きな痛手となった。「中国では、本の持込にも制限があるようです。事務所でチェックして後で知らせます。今見たところ、ざっと1,500冊ほどあるようですけど、ひょっとしたら...」。いや~な感じである。「え、だめなんですか。私の本はアホな小説ばかりで、政治的な本なんて一冊もありませんよ。なんとかしてくださいお代官様」。「私は代官でも中国政府高官でもないので、どうもできません、調べて連絡します」。にべもない。

後日メ-ルが来た。「400冊から600冊まで...」。私の読書人生に楔が打ち込まれた瞬間だった。あの本たちと別れなければならない? 喜びも悲しみも分かち合ってきた、親友のようなあの本たちと? 人生を学び思いやりを教えられた、家族のような本たちと? 「お代官さま~...」。しかし、よく考えれば、読み返す本はせいぜい20冊ほどである。あとの本は、引越しのたびに場所を決められると、次の引越しまでそこを動かない。持ち歩く意味はほとんどない。しかも99%が文庫本だ。昨年末、NHKで「坂の上の雲」の第3部最終章をやっていた。まだ原作を読んだことがないという妻に、本棚の司馬遼太郎のコ-ナ-から、これを読むべしと全8巻を渡すと、紙が黄ばんで、字が小さくて読みにくいと苦情を言われた。そうなのだ。いつの間にやら本たちは風雪を経て読みにくくなってしまったのだ。悲しいが事実である。次に自分で読むときは、買いなおすか、日本の図書館から借りると言うのが良さそうだ...と、5分ほど頭の中で検証をすると、まだ読んでない本を含め300冊ほどを持っていけばいいと思うようになった。問題は、いかに残りの本を処遇するかと言うことである。ネットで調べると、「Book-Off」がソウルにもあり、引き取りもしてくれるようだ。電話をして聞いてみると、「50冊以上なら、引き取りに伺います」とのうれしい返事。「50冊と言わず1,000冊くらい持っていってください」、「で、どのような本なんでしょう?」、「9割以上文庫本です」。ここで、電話の向うの声が弱くなった...「文庫本ですか...ちょっと時間が掛かりますので、相談して一週間後くらいにまた電話します」。古文庫本には市場価値がないか、あっても利益が薄いのであろう。はたして「Book-off」から、電話はあるのであろうか。
で、Book-Offから電話があり、3月31日に来てもらえることになった。それに備えて、早速仕分け作業に入る。一冊づつ検討していたら時間がいくらあっても足りないので、作家で仕分けをした。読み返しそうにないけど、そばにいて欲しい作家、読み返すかもしれないけどその時はまた買えばいいやと思う作家...考えても論理的結論は出ないので、「感覚」に任せてさよならすべき本たちをダンボ-ル箱に入れていく。あっという間に5箱出来てしまった。そんな作業をしていると、あると思っていた本がないことにも気がついた。息子に持っていかれたり、スイスを出るときに寄付したりしたのを忘れていたのだ。本棚がすっきりし、気分もすっきりした。

後日、Book-Offが本を引き取りに来てくれ、「503冊、約8000円です」との連絡を受けた。もっと出さなければいけなかったのに、中国の通関が通るかどうか心配である。


そしてここ数日、韓国サイドの引継ぎが始まり、送別会が始まったりして、かなり慌しくなってきた。時間も大きく制限されているので、思い切ってソウルからの発信はこれを最後にしたいと思う。 

皆様にはお付き合いいただき、コメントをいただき、ほんとうにありがとうございました。上海で落ち着いたらまた始めるかと思いますが、それまでしばらく失礼いたします。2012年の桜の季節がそこまで来ているようです。皆様が明るく暖かい春をお迎えになるよう心から祈ってします。


2012年4月吉日 雀翁拝

Dubaiでオウン・ゴ-ル [旅行]

ドタバタ忙しいので何とか逃れようと画策したが、Dubaiでの例年会議に行かなければならなくなった。会議なのに「Work Shop」という美名(会議と言うとあまり必要なさそうで、だれた感じがするが、Work Shopというと何やらか頑張って働いているような緊張感ある響きを与える?)が付けられレたEventだ。そして何故か主催者は毎年「Team Building」というわけのわからないことをしたがる。メンバ-は毎年あまり変わらないのだから、今さらTeam Buildingでもないと思う。去年はDubaiの砂漠ツア-で、それなりに珍しく楽しかった。ただ、主催者はツア-に一緒に行ったからといって、TeamがBuildされるわけではないという基本的なことに気づいてしまったのだろう。今年は、「水着を持ってくるように」というお達しがあった。会議に水着?プ-ルの中で会議をするというような画期的な発案があったのだろうか。参加者からは水着に関する問い合わせが殺到したらしいが、主催者は、「来ればわかる」と突っぱねた。 普段からCommunicationが重要だと言っているくせに、まったく話にならない。

会議も2日目の夕方になり、例のTeam Buildingが始まる。行き先を知らされないままバスに乗る。着いたのはビ-チ沿いのホテル。素敵なホテルの中...は素通りして、芝を張った小さなグラウンドに連れて行かれた。参加者は4つのTeamに分けられ、それぞれ色の違うポロシャツが配られる。同じ色のシャツを着るのはなるほどTeam Buildingの「いろは」であるらしい。あろうことか、私は「青さんTeam」のリ-ダ-に指名されてしまった。しかし、リ-ダ-とは名ばかりで、ル-ルの伝達や、ゲ-ムの順番を決めるくらいの使い走りの役しか与えられなかった。野球の監督のような大きな人事権・采配権を期待していたのに...そして、いよいよ本日のメニュ-が発表される。

1.一人用カヤックで30mほど沖のボ-トの周りを回って帰ってくる。そのリレ-
2.単純な二人三脚リレ-
3.一人が目隠しをしてもう一人が言葉を発することなくその人を誘導して障害物を乗り越えるというリレ-
4.単純な綱引き
5.ミニサッカ-

近所の運動会か? 水着はどうやらカヤックのためである。カヤックはずいぶん昔、当時まだ小学生だった娘とサムイ島で漕いだことがある。漁師の船に近づいていったら、ローカルのウィスキ-を飲めと言われ、飲んだら新鮮なイカをくれた。今回の賞品にウィスキ-やイカはない。メンバ-の奮闘振りを見ていると、どうも真直ぐに進みにくいようだ。あっちへふらふら。こっちへふらふら。パドルが1つしかないのが難しいのだろうか?やがてアンカ-の私の順番が来た。アンカ-の特典は、みんなの様子を観察しイメ-ジトレ-ニングができること、順位がだいたい確定しているので下手を打っても文句を言われにくいなどがある。実際漕いでみると、カヤックは真直ぐすいすい進む。何の問題もない。これは、他の人に大きな運動技量的な問題があるか、私が天性のカヤック漕ぎであるかののどちらかであろう。たぶん後者だ。中には、カヤックをひっくり返し、水中で大騒ぎをしている人もいる(おぼれているようにも見える)。聞けば彼は泳いだことがないとか。救命ベストを着けているとは言え、泳げないのに一人カヤックを漕ぎ出した彼の勇気は賞賛に値する(無謀とも言う)。

芝の上での綱引きは、足がすべり、つい腕をロープで擦りむいた。痛い。いまだに治らない。いい年をして何故こんな事をしなければならないのか。TeamをBuildしてそれがどうだと言うのだ。責任者出て来い!

サッカ-は本気になりすぎて疲れた。イメ-ジではゴ-ルに迫るボ-ルを足でカットしてナイス・セ-ブとなる所だったが、実際はイメージどおりのスピ-ドで足が出ず、オウン・ゴ-ルを決めてしまった。やはり人間、相手チ-ムに対する思いやりが大切であるということを学んだ。これぞTeam Buildingの真髄、やんやの喝采を浴びる。

2日目のTeam Buildingの疲れを引きずって、3日間のワ-クショップという名の会議が終わった。ヴェトナム、タイでいっしょになったLカそしてRミさん夫婦と夕食をいっしょすることになっていた。Lカはイタリア系スイス人のエンジニア、Rミさんはその奥さん(日本人)である。今、DubaiのN社で働いている。長い間、家族ぐるみの付き合いをしているが、彼らはほんとうに仲の良い夫婦である。Lカは年相応に少し枯れてきたが、Rミさんは何を食べているのか、16年ほど前初めて会ったヴェトナムの時とほとんどかわらない。協議の結果、Dubaiで最も日本的な味を保っているという日本食のレストランに行った。毎日のブッフェで、アラビアン・フ-ドはすっかり堪能したという私の苦情?が効いたのだろう。なつかしい話をして、食後、空港まで送ってもらう。空港に着いたのは夜11時前で、私のフライトはなんと午前3時半だった。エミレ-ツのラウンジで、先に来ているはずのWリアムというフィリピン人を探す。彼は、椅子を並べすっかり寝入っていた。しかし寝ながらもしっかりキャリング・ケ-スに手を置いてガ-ドしていた。えらい。「Wリアム」と声をかけると、目だけ開けて、「おう来たか、おやすみ」とまた夢に世界に帰って行った。彼のフライトは午前4時過ぎである。何故かWIFIの電波がうまく掴まえられない。半分うとうとしながら、うまく時間が過ごせた。「じゃあ、また来年」、Wリアムに別れを告げる。

カヤックやサッカ-のおかげで、珍しく機内で眠ることができた。

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