DUBAIへの出張 (前半) [旅行]
Dubai行きEK323便の搭乗ゲ-トを入って驚いた。飛行機へのアプロ-チが1階と2階に分かれているのだ。しかも、B747のように前の方の一部だけに2階があるのではなく、前から後ろまで全部2階建て構造の飛行機である。「A380」、TVなどで見たことはあるが、自分がそんな最先端であまり出回っていない飛行機に乗るとは思わなかった、しかも言っては何だが、「ソウル-ドゥバイ」のどちらかと言えばマイナ-と思しきルートである。でも、考えれば、相手はお金持ちのEmiratesだ、あり得るし、インチョン空港は、A380を受け入れられるように設備を整えている。成田だ羽田だと国内問題で騒いでいる日本は、A380を受け入れられるのだろうか。そうでなければ、「アジアのハブ空港」など掛け声倒れの絵に描いた餅である。今回の出張は、世界的社内規定、「6時間以上のフライトはビジネス」のルールが適応される(ソウル-ドゥバイは8~10時間)。この規定により、「お一人さん、お2階へご案内」...このA380のビジネスクラスのシ-トと言うか、座席アリアは、これまで乗ったどのエアラインのビジネスクラスのそれよりも広くて快適だった。ちょっとハイテク過ぎて、座席調整もみんなスクリ-ンタッチなど、初めはまごついたが、慣れると大丈夫。フライト時間の約半分、眠ることができた。
Dubaiの空港には、朝5時前に着いた。カスタムはもちろん、イミグレ-ショインのカードも存在しない。でも、シンガポ-ル並みだと想像していたのとはちょっと違い、イミグレ-ションは少し時間がかかった。後で、ホテルのレストランの日本人ウェイトレスのYさんに聞いた話(この件は多分、後述)だが、彼女が初めてドゥバイに着いたときは、2時間待ちだったそうだ。両替レ-トは1USドルあたり、3.6AEドル、1AEドルは約25円ということになる。ホテルのピックアップの人を探し、空港からホテルまで約7km、まだ夜明け前の暗い道を行く。
朝5時半のチェック・イン。「ジムは開いてますか?」、「6時からです」。部屋に入って、荷物を開いたり、ネットへの接続(結局繋がらず、後で人を呼んだ)をして、備え付けのポットでお湯を沸かしてコ-ヒ-(N社のコーヒ-が置いてあった)を飲んでいる6時になったので、早速ジムへ。どうせシャワ-を浴びるなら、その前に一汗かいておきたかった。ジムへ行くと、人がいない。電気も真っ暗である。少し待っていると、「おや、何でこんな早くから人が来てるの?」と言った顔の係りの人がやってきた。ドゥバイの人の時間的感覚を知らないので、全体的にゆるいのか、その人がゆるいのかはわからない。いずれにせよ、いつもよりちょっと遅いぺ-スで機械の上を5km歩いた(実際に移動した距離はもちろん0m。友人はそんなの時間とエネルギ-の無駄だという。確かにエネルギ-は無駄に消費されている)。部屋に戻ってシャワ-を浴び、一息ついて、交換に電話をしてネットの接続具合を点検してもらうために人に来てもらう。その人は初めから交換用の接続機を持ってきた。それを使えば難なくネットに接続できた。チップを欲しそうなその人の顔を見て、私は1つの想像をしてしまった。「ひょっとしたら、どの部屋にもネットに繋がらない接続機が置いてあって、電話をすると、接続可能な接続機を持ってくる。そしてチップがもらえる」、大変いやな想像だが、そのあとのいろいろなこと(簡易金庫がエラ-で動かず、人を呼ぶとすぐ直る、あるはずのドライヤ-がなく、電話をするとすぐに持ってくる、アダプタ-を頼むと「部屋にあるはずですが」と言われたが、ないのでやはり持ってきてもらう...)を見ていると、どうもそれが誤った想像ではないように思える。
この日は土曜日、ワ-クショップは日曜の朝からなので、1日時間がある。だ9時過ぎコンシェジェに行って、観光ツア-の情報を聞く。「ビッグバス」という、どこにでもよくある、乗り降り自由の市内周遊バスを勧められる。チケットもその場で買えるという。あまりにも勧められたので、なんだか怪しく思え、「バス停で買います」と言って、周遊コ-スの地図だけもらって退散する。その地図で見ると、興味があった「コ-スド・スーク(金の市場)は、ホテル最寄りバス停の次のバス停だった。「歩いていける」、気温が20度前後と、ドゥバイという街のイメ-ジよりずっと過ごしやすいということもあり、私はその「ゴ-ルド・ス-ク」まで歩いてみることにした。ホテルの裏の川(クリ-ク)沿いの道は歩きやすく、気持ちよかった。たくさんの観光船や、荷揚げをしている船がある。歩いている人の1/4ほどが、いわゆるサウジアラビア的なイスラムの服を着ている。

こんな所でも日本のセカンドハンドは活躍している。

めずらしい形のビルがあったり、らくだの銅像があったり、また、国王なのか同じ人の肖像をたくさん見かけた。



後から聞いた話では、「アラブ首長国連邦」というくらいで、国王ではなく首長だと言うことだった。このドゥバイの首長、不動産投資が過ぎて首場回らなくなり(いわゆるドゥバイ・ショック)、隣のアブダビの首長(AEUの盟主)に助けてもらったらしい。この首長と言うものの定義がよくわからなかった。世襲権を持つガバナ-(行政官)だと説明されたが...
手にした周遊バスの地図はかなり大雑把なものだったが、道路標識(車用)に「ゴ-ルド・ス-クあっち」というサインが出ていたので、なんとかたどり着くことができた。


ただ、その距離が思ったより遠くて足にきた。



ゴールド・スークはその名の通り、金・金・金...金の市場。金の装飾品の店がずらり。浅田真央ちゃんを連れてきてあげたい。





買わない観光客(私を含め)も多いけど、お金を持ってそうなアラブ系の人も多い。見てるだけで目眩がしてくる。世界1という金の指輪(恐竜用?)。




「金は天下の回り物と申しますが、どこへでも回って来るというわけではありません、回るル-トがあるのでございます、回る道が決まっているのでございます。ですから、道のnear by にいる人には回ってまいりますが、far awayにいる者には一生かかっても回って来んのがお金というものやそうです...」、枝雀さんの上方落語、「高津の富」の枕の一節が思い出された。
Dubaiの空港には、朝5時前に着いた。カスタムはもちろん、イミグレ-ショインのカードも存在しない。でも、シンガポ-ル並みだと想像していたのとはちょっと違い、イミグレ-ションは少し時間がかかった。後で、ホテルのレストランの日本人ウェイトレスのYさんに聞いた話(この件は多分、後述)だが、彼女が初めてドゥバイに着いたときは、2時間待ちだったそうだ。両替レ-トは1USドルあたり、3.6AEドル、1AEドルは約25円ということになる。ホテルのピックアップの人を探し、空港からホテルまで約7km、まだ夜明け前の暗い道を行く。
朝5時半のチェック・イン。「ジムは開いてますか?」、「6時からです」。部屋に入って、荷物を開いたり、ネットへの接続(結局繋がらず、後で人を呼んだ)をして、備え付けのポットでお湯を沸かしてコ-ヒ-(N社のコーヒ-が置いてあった)を飲んでいる6時になったので、早速ジムへ。どうせシャワ-を浴びるなら、その前に一汗かいておきたかった。ジムへ行くと、人がいない。電気も真っ暗である。少し待っていると、「おや、何でこんな早くから人が来てるの?」と言った顔の係りの人がやってきた。ドゥバイの人の時間的感覚を知らないので、全体的にゆるいのか、その人がゆるいのかはわからない。いずれにせよ、いつもよりちょっと遅いぺ-スで機械の上を5km歩いた(実際に移動した距離はもちろん0m。友人はそんなの時間とエネルギ-の無駄だという。確かにエネルギ-は無駄に消費されている)。部屋に戻ってシャワ-を浴び、一息ついて、交換に電話をしてネットの接続具合を点検してもらうために人に来てもらう。その人は初めから交換用の接続機を持ってきた。それを使えば難なくネットに接続できた。チップを欲しそうなその人の顔を見て、私は1つの想像をしてしまった。「ひょっとしたら、どの部屋にもネットに繋がらない接続機が置いてあって、電話をすると、接続可能な接続機を持ってくる。そしてチップがもらえる」、大変いやな想像だが、そのあとのいろいろなこと(簡易金庫がエラ-で動かず、人を呼ぶとすぐ直る、あるはずのドライヤ-がなく、電話をするとすぐに持ってくる、アダプタ-を頼むと「部屋にあるはずですが」と言われたが、ないのでやはり持ってきてもらう...)を見ていると、どうもそれが誤った想像ではないように思える。
この日は土曜日、ワ-クショップは日曜の朝からなので、1日時間がある。だ9時過ぎコンシェジェに行って、観光ツア-の情報を聞く。「ビッグバス」という、どこにでもよくある、乗り降り自由の市内周遊バスを勧められる。チケットもその場で買えるという。あまりにも勧められたので、なんだか怪しく思え、「バス停で買います」と言って、周遊コ-スの地図だけもらって退散する。その地図で見ると、興味があった「コ-スド・スーク(金の市場)は、ホテル最寄りバス停の次のバス停だった。「歩いていける」、気温が20度前後と、ドゥバイという街のイメ-ジよりずっと過ごしやすいということもあり、私はその「ゴ-ルド・ス-ク」まで歩いてみることにした。ホテルの裏の川(クリ-ク)沿いの道は歩きやすく、気持ちよかった。たくさんの観光船や、荷揚げをしている船がある。歩いている人の1/4ほどが、いわゆるサウジアラビア的なイスラムの服を着ている。
こんな所でも日本のセカンドハンドは活躍している。
めずらしい形のビルがあったり、らくだの銅像があったり、また、国王なのか同じ人の肖像をたくさん見かけた。
後から聞いた話では、「アラブ首長国連邦」というくらいで、国王ではなく首長だと言うことだった。このドゥバイの首長、不動産投資が過ぎて首場回らなくなり(いわゆるドゥバイ・ショック)、隣のアブダビの首長(AEUの盟主)に助けてもらったらしい。この首長と言うものの定義がよくわからなかった。世襲権を持つガバナ-(行政官)だと説明されたが...
手にした周遊バスの地図はかなり大雑把なものだったが、道路標識(車用)に「ゴ-ルド・ス-クあっち」というサインが出ていたので、なんとかたどり着くことができた。
ただ、その距離が思ったより遠くて足にきた。
ゴールド・スークはその名の通り、金・金・金...金の市場。金の装飾品の店がずらり。浅田真央ちゃんを連れてきてあげたい。
買わない観光客(私を含め)も多いけど、お金を持ってそうなアラブ系の人も多い。見てるだけで目眩がしてくる。世界1という金の指輪(恐竜用?)。
「金は天下の回り物と申しますが、どこへでも回って来るというわけではありません、回るル-トがあるのでございます、回る道が決まっているのでございます。ですから、道のnear by にいる人には回ってまいりますが、far awayにいる者には一生かかっても回って来んのがお金というものやそうです...」、枝雀さんの上方落語、「高津の富」の枕の一節が思い出された。







DUBAI は、20年以上前に、一度だけトランジットで数時間立ち寄ったことを思い出しました。西洋ともアジアの中間に位置する独特の雰囲気の空港に深夜に到着し、随分遠くまで来たような気持ちになりました。
by krause (2010-03-15 13:50)
あら。ご出張を記事にされている。珍しいですね。あなうれし。
ソウル-ドバイ線は主流なほうではないのでしょうか?アジアの空のハブは韓国だ、とよくニュースで言ってました。日本では現時点では関空からしか出ておらず、今月28日に成田線が就航だそうです。
未知の国、ドバイ。アブダビに助けられていたとは。
建設中の建物、そのままになっているところが多そうではなかったですか?あと、雀翁さんの召しあがったお食事も気になります。
ところで、「高津の富」。実は私、今大阪に来ておりまして、大阪で神社に行くならどこかな、と思い、「高津宮」に行くのを検討していたんですよ。結局行きませんでしたが、偶然だなあと驚きました。
by Bonheur (2010-03-15 17:03)
krauseさん、
私もこれまで3度トランジットでドゥバイの空港にお世話になったのですが、外に出たのは初めてでした。西洋ともアジアとも違う雰囲気に、世界は広いんだということを改めて実感しました。ソウルと違って、町にはTOYOTAの車が溢れていました。残念ながら、SONYやPANASONICより、SAMSUNGやLGが幅を利かせていましたが...
by 雀翁 (2010-03-16 08:40)
Bonheurさん、
ドゥバイは石油も出ないのに調子に乗って、アホほどビルを建ててましたから、リ-マンショックの衝撃で資金繰りに行き詰まり、AEUの盟主アブダビが救いの手を出したという話です。
A380が飛ぶくらいですから、ソウル-ドゥバイは、アジアと中東を結ぶ幹線の1つなんでしょうね。日本はどんどんそのポジションを下げているようです。
大阪に来てはるんですね。おいしいもん、食べはりましたか?私も「高津神社」には行ったことがありません。桂枝雀さんの落語で、「高津の富」もそうですが、「崇徳院」にも話の舞台として登場するので、何となく親しみを感じています。
by 雀翁 (2010-03-16 08:50)
最近保育園で貰ってきた「こどもとしぜん」という本に「ブルジュ・ドゥバイ」が載っていたらしく、それを見たちびももは妙にテンションが高くて、問題攻撃を受けました。「ドなんとかっていうところにある世界一大きなビルはなんというでしょう」とか「どこの国にあるでしょう」とか「東京タワーの何本分の高さでしょう」とか。
あまりに得意げなので「ドなんとかってどこのこと?」とか意地悪く聞き返す大人げない母親です。
なので、雀翁さんのドゥバイの話にヘンな親近感を覚えてしまいました。
ちびももは「行ってみたいな~、ドなんとか。えっとアなんとかって国にあるんだよね」とニコニコ話しておりました。
「アラブ首長国連邦のドゥバイね(ーー゛)」「そうそう(^^♪」みたいな感じです。
ちびももネタはともかく、ドゥバイはなんだか治安もあまり悪くなさそうでお金持ちそうな都市ですね(地下資源たっぷりな国ですからお金持ちというのは当たり前なのかしら、でもドゥバイは石油が出ないんですね。)。ちょっと意外な感じでした。
by ももんが (2010-03-16 08:56)
ももんがさん、
ちびももちゃんは、きっとそこに「登ってみたい」と思っているのではないでしょうか? 私はその高いところに登るエレベ-タ-の中にいる自分を想像しただけで背中が寒くなりそうです。
確かにドなんとかという所は、あまり日々の暮らしに出てこない地名ですからなじみもありませんねご指摘の通り、ドなんとかは大変治安のよい所らしいです。街を歩いても、まったく危険を感じませんでした。ドなんとかの発展の基は交易であって石油ではありません。ある意味、シンガポ-ルみたいな国です。
ちびももちゃん、ドなんとかには「アラジンの友達のような人がたくさんいるんだよ~」。
by 雀翁 (2010-03-16 18:02)
ももんがさんのちびももちゃんのお話が可愛い~~(~o~)
で、、、先日偶然に知りましたが・・・
その雀翁さんが想像しただけで背中に寒気を起こす世界一背の高いビル、
ただ今エレベーターは休止状態だそうですよ。
運営するに当たり費用がないとかで、中にも入れないそうです。
でもまあ、観光客は相変わらずのようですし、
ドバイ市民の生活には変わりはないようですね?
ところで、ドバイではコーランは鳴り響かないのですか?
わたしは何度かイスラム圏を旅しましたが、
最初は1日2度の大音響でのコーランにオッタマゲましたわ~(~o~)
by collet (2010-03-17 14:56)
colletさん、
誰も入れないで放っておくとエレベ-タ-の保守点検ができず、ますます恐い状態になりそうですね(私は、どこででもエレベ-タ-に乗っているとき、もし今ロ-プが切れたら...と想像してしまいます)。
聞いた話では、あのコ-ランはモスクへの呼び込み(?)だということで、お祈りの時間の前に流れるようです。もちろんドゥバイにも鳴り響いていました。礼拝は日に5度しなければならないのですが、確か1回目は、朝5時ごろから...
by 雀翁 (2010-03-18 12:37)
数年前からにわかに名前を耳にするようになったドゥバイですが、首長国連邦のいち都市のようなものなのでしょうか?
アメリカのオハイオが破綻してペンシルバニアが手を差し伸べた、、みたいな??
それにしても砂漠の中のイメージとは違い、水もたっぷり?(それもどこかから引いてきたのかしら)
開発はまだまだ進んでいるんですね。
ところで雀翁さんはなぜここに出張に?
by maki (2010-03-20 15:19)
makiさん、
今回の出張の目的は、密かな油田開発のためではあなく、社内のアジア・オセアニア・アフリカ地区の担当者のワ-ク・ショップ(まあ、いわゆる会議です)があったためです。去年はバンコクでした。
オハイオとペンシルバニアの例は、大正解です。
by 雀翁 (2010-03-22 12:06)
ドバイには行ったことがありませんが
ペルシャ湾をはさんで対岸にてドバイの英語のラジオを
聞いたのが懐かしいです
本音と建前がはっきりしているイスラム圏の
すさまじさを感じさせてもらいました
by COLE (2010-03-22 22:01)
COLEさん、
対岸と言えばイランでしょうか。今回のワ-クショップにイランから来ていたフィリピン人の話では、イラン人はフレンドリ-でホスピタリティ-に満ちているということでしたが...TVなどで断片的に見る姿とはかなり違った印象をもたらせてくれました。
by 雀翁 (2010-03-23 08:30)